こんにちは。深町貴子です。
寒さが厳しくなってきましたが、師走の忙しさで汗かいています。
う〜ん…冷や汗っていうのかな?
お元気でしたか?
風邪が流行っているそうですので、お気をつけ下さい。
人は慌ただしそうにしていても、
ベランダの植物たちは忙しそうではなく、成長がゆっくりになりましね。
急いで水をやらなくても、水枯れという心配も少なくなりました。
しかし、これからは凍結によって枯れる心配が出てきます。
水やりは暖かい日の午前中にしましょう。
午後や夕方からでは、気温が低くなるために水分の吸収が抑えられ、
土の中に水分が残ってしまいます。
それが霜や凍結の原因になります。
寒くなると、私たちがマフラーや手袋をするのと同じように、
鉢植えの植物たちにも、防寒のために手を貸してあげましょう。
株元に枯葉や腐葉土でマルチングしましょう。
根を霜から守ることができますよ。
今年は落葉が遅かったので、今頃道路や庭に溜まっていませんか?
自然の姿は面白いもので、
下草にとって必要な時に、木々たちから布団をかけてもらうのですよね。
だからちょうど今なんです。
寒くなると、たった1歩なのに、ベランダにさえ出なくなります。
でも、時々屋外にいる植物たちに声をかけてくださいね。
近づいてみると、この寒さに耐えているのは植物たちだけではなく、
虫たちもなんです。
小さな虫たちは越冬するために、暖かい植物の側にいます。
さらに1か所にギュッと集まって、おしくらまんじゅうをしているはず。
アブラムシもあまり動かずにまとまっているので、発見しやすいです。
冬の間に補殺しておくと、春に爆発的に増えるのを抑えることができます。
何も植わっていない鉢や花壇スペースがあったなら、
土の天地をひっくり返し、よく耕しておきましょう。
土の中には害虫の卵もあります。
寒風にさらすことで、害虫駆除にもなるんです。
寒くても、やることはいっぱいあります。
暖かい格好をして、庭やベランダに出てみましょう。
きっとたくさんの発見がありますよ。
寒いと園芸作業は暇だなあ〜なんてことはないって話よね。
そうだ!
以前、11月のブログで水耕栽培について書きましたよね。
あの時の小松菜は、小さくても葉数が増えてきました。
室内オンリーですが、ちゃんと本葉が出てきましたよ。
スポンジの裏は、根がしっかりと出てきていますね。
根が見えたら、植え替え時です。
つまり定植。
台所スポンジで育てたから、
台所にあるもので容器は済ませました。
小さな保存容器の底部分に穴をあけ、
その上にスポンジ苗をのせます。
周囲はバーミキュライトがたまたま在庫であったので、
それを入れました。
バーミキュライトは土ではありません。
ヒル石を高い温度で焼いて、膨張させたものです。
水耕栽培に使う培地は、無菌のものでなければなりませんので、
養分が入っていない鉱物がいいでしょう。
ゼオライトやパーライト、ハイドロボールや砂利等でもできます。
株間3cmぐらいは欲しいので、間引きもします。
苗がセットされているのが栽培地(容器)で、
下部に養液タンクを作ります。
重ねても安定している容器を見つけ、
セッティングします。
養液タンクには水耕栽培用の溶液を入れ、
無くなったら、足していきます。
容器が小さいので、こまめに水を入れ替えることになり、
その為に酸素を入れなくても栽培できるんですよ。
寒がりの私…
ベランダはすっかり静かな景色(育てているものが少ない)になったのに、
家の中の窓際は、ギュウギュウ…
室内栽培はどうしても光が不足しがちです。
日照量が少ない場合は、ライトが必要です。
ということで、我が家の窓際は、夜の間も長い時間ライトがついています。
となりの亀(ペット)が、最近寝不足ぎみなのは、たぶん私のせいだな。
手前にあるのは、牛乳パックで育てている野菜たちです。
ラディッシュもかわいい双葉になりました。
その奥のからし菜やレタスはもう収穫できています。
たった30×30cmのスペースに、
5種類以上の野菜を作っているって、なんだか面白いですね。
冬の間は頭をひねるにはちょうどいい季節。
お正月にコタツに入って、ミカンを食べながら….
来年、どんな植物を育てようかと、計画してみてください。
皆さんもご自分のアイデア栽培で、
楽しい園芸ライフを目指してください。
よいお年を!