神奈川県川崎市生まれ。 東京農業大学短期大学部卒業 園芸家 有限会社タカ・グリーン・フィールズ 専務取締役 グリーンショップ「GREEN LIFE TAKA」オーナー 東京農業大学短期大学部生物生産技術学科非常勤講師(バイオセラピー論・園芸療法概論)
現在、NHK「趣味の園芸 やさいの時間」講師のほか、NHK「あさイチ『グリーンスタイル』」コーナー講師としても活躍中。 http://www.taka-greenfields.com/site/
こんにちは深町貴子です。 暖かくなったり、急に寒くなったり、春の気候は気まぐれです。 それでも、開花した桜がちらほらと発見できるようになりました。 きっと週末には見ごろとなり、どこもお花見会になるのではないでしょうか。 なんだかウキウキしますね。 我が家のベランダではエンドウが花盛りです。 赤花のエンドウは、スイトピーみたいで、 そのまま花を切って飾りたくなります。 美しいでしょ。 エンドウの収穫の前に見惚れてしまいます。 さて、みなさんは今年、何から種まきを始めましたか? 私は2月からトマトやナス、スイカにカボチャ、メロンの種まきをし、 先日やっとカボチャとズッキーニの植え付けが終わりました。 スイカとメロンはまだビニール温室の中です。 寒い時には室内に入れ、暖かくなれば外に出し…を毎日繰り返してきたため、 あまりに大変で、時々本気で温室が欲しいと思ったりしました。 でも、ベランダで楽しんでいるのは数ポット程度。 いつかは暖かくなるし、ほんの少しの間だけ手がかかる子供みたいなものですね。 最近では外気にも慣れてきましたので、夜もそのままで厳しく育てています。 夏野菜を寒い時期から育てるのは大変ですし、 寒さにあたって枯れてしまうようなリスクもありますが、 それだけスタートを早めていれば、よく締まったいい株ができるし、 いい花もつくのではないかと期待しています。 これはTVでよく紹介している牛乳パック栽培。 昔、子育て中に本当に忙しくて忙しくて…. 何もできなくて…..でも、なにかちょっとだけ育てたくて…. 身の回りにあったもので容器をつくり、種をまいて遊んでいたのがきっかけです。 こんなに小さくても、畑を作っているような気持ちになれました。 まるでブロック遊びをしているうちに、どんどん世界が広がっていくような感覚です。 忙しい時にはできる範囲で楽しむ… それが深町流です。 みてみて! 冬の間に育てていたミニニンジン。 ちょっとパッケージをめくってみたら、できていそうじゃない? 収穫の仕方もユニーク。 紙パックをベリベリと剥がしていくだけなんです。 すると….できてました! 形よくできているニンジンもあれば、 ちょっと曲がっているものや、短いものもありました。… でも、ニンジンはニンジンよね。 なんと1本の牛乳パックから16本のミニニンジンが収穫できました。 わお!素敵。 野菜作りって、畑でなくても、大きなプランターでなくても、 こんな場所でも十分できるんです。 今回のちょっと形が悪いのは 間引きのタイミングと収穫のタイミングが間違っていましたね。 何度も育てていると、だんだんいい加減になってしまうのかな。笑 さて、今日も牛乳パックをきれいに洗って、食器棚の上で乾かしております。 次は何を種まきしようかな。
深町貴子
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