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華道家元池坊

池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら
れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町
時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日
まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華
道の家元として、活躍しています。





自由花いけばなレッスンNo.18


作者:笹山 安文

    
    
今回は、二段重ねのランチボックスを花器とし、春らしい爽やかな色合いの花材を用いました。
「面」的な要素を持つやつでとダリアを背景に置くことで、「点」的な要素を持つ、かわいらしい小花が引き立ちます。
さらに、スチールグラスで作った丸みにより、作品全体に柔らかさとまとまりを与えました。


花器・花材

やつで ダリア スチールグラス なでしこ アゲラツム  ブルーレースフラワー ホワイトスター すずめうり





How to

ふたとそれぞれの段をワイヤーで固定しながら、花をいける空間を作ります。
花留は、カラーオアシスで。





Finish

「点」的な要素を持つ花材でかわいらしさを表現した作品です。
ブルーレースフラワー、なでしこ、ホワイトスター、すずめうりなどの大きさの異なる花材を
テンポよく配することで、作品にリズム感が生まれます。



写真、文章は日本華道社より提供






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