Slide 1 Slide 2

 

華道家元池坊

池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら
れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町
時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日
まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華
道の家元として、活躍しています。





自由花いけばなレッスンNo.20


作者:三浦 大生

    
    
今月は、「こどもの日」にちなんで、キリンの形をしたかわいらしい金属製のペン立てを花器に用いました。
キリンの長い首に合わせてキペルスを縦に長く入れ、そこに縞ふといを沿わせて涼やかさを出しています。
縞ふといは1本を途中で折って、空間に変を付けました。木陰でひと休みするキリンをイメージした作品です。


花器・花材

キペルス あじさい 日々草 ゴールデンスティック 縞ふとい





How to

キリンの体の色をイメージし、落としに黄色の紙を巻いて花器の丸い穴からのぞかせます。





Finish

作品の下部分は、花器の丸い穴からのぞく落としの黄色に合わせてゴールデンスティックを入れました。
優しい色合いの花材が多く用いられているので、明るくはっきりとした色の日々草を入れることで、
かわいらしさが加わり、作品がまとまります。



写真、文章は日本華道社より提供






▶花のある生活コンテンツに戻る