華道家元池坊
池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町 時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日 まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華 道の家元として、活躍しています。
自由花いけばなレッスンNo.25
作者:島津 範好 子どもの抜けた乳歯を残しておくための、かわいらしい乳歯入れを雑貨屋さんで見つけました。 今回はこのだるま落としのような楽しい形の器から発想して、物語をつづるように作品をいけています。
花器・花材
日々草 おみなえし ヒペリクム しきん唐松 るり玉あざみ
How to
プリザーブド加工されたアイスランドモスと、キノコの形をした調味料入れを使って、 緑豊かなおとぎの国をイメージし、舞台を作ります。
Finish
赤、ピンク、黄色、紫など色とりどりの花を入れ、楽しい世界を表現しました。 小花だけでなく、日々草のようなはっきりとした形の花を入れることで、全体が締まります。 木製の軽い器なので、小さな重りを入れ、オアシスを花留にしました。
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