華道家元池坊
池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町 時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日 まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華 道の家元として、活躍しています。
自由花いけばなレッスンNo.27
作者:西田 永 今回、花器として用いたのは、金色の脚がゴージャスな雰囲気を持つアンティーク調のグラスです。 サンタクロースの人形やベルの飾り、雪に見立てたコットンをあしらって、クリスマスをイメージした作品をいけました。 そのまま器の中に花を入れるのではなく、舞台作りに少し工夫をしています。
花器・花材
かすみ草 やんばるがんぴ バラ スキンミア
How to
オアシスを詰めたアルミホイルに針金を巻き、クリップで器の縁に固定します。 花はそこにいけ、器の中にはコットンなどの小物だけを入れます。
Finish
クリスマスをテーマとし、赤、白、緑のクリスマスカラーを意識して花材を選びました。 長短を付けたバラに、ふんわりとかすみ草を添え、やんばるがんぴの実をアクセントにしつつ、 スキンミアで挿し口を引き締めています。
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