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華道家元池坊

池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら
れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町
時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日
まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華
道の家元として、活躍しています。



 
 

自由花いけばなレッスンNo.32

 

作者:井上 太市

カットしたペットボトルにオアシスを入れた花入れを並べ、その上に和紙が貼られた2枚の紙管を重ねるように置いて舞台を作りました。
作品のテーマは「新春」。春一番に雪を割って春の到来を知らせる雪割草をイメージしています。
花材は、同系色でありながら、形と質感が異なるスイートピーとスターチスを規則的に並べました。
等間隔に入れた松の葉が作品にリズムを与えています。
 

花器・花材

スイートピー 松 スターチス 
和紙が貼られた「友禅紙管」 落ち着いた上品な柄がお正月らしい印象を与える。



 

How to





左のように曲げた針金に2本の紙管を引っ掛け、花入れを覆うように置きます。
紙管には、絵の具とひもをデザイン的に配し、遊び心をプラスしています。



 

Finish



写真、文章は日本華道社より提供






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