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華道家元池坊

池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら
れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町
時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日
まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華
道の家元として、活躍しています。



 
 

自由花いけばなレッスンNo.33

 

作者:佐藤 裕子

ステンレス製のバナナスタンドに、鳥が小枝で作った巣のようなオブジェ「 ツイッグベース」や金銀に輝く葉を取り付けて、舞台を作ります。
そこに、折りたたみ式のコーヒードリッパーに小さなガラスの器を置き、花器としました。
セイロンライティアの白く小さな花を星に、スチールグラスを流れ星に見立て、空気が澄んだ冬の夜空をイメージしていけました。
 

花器・花材

セイロンライティア スチールグラス
鳥の巣のような「ツイッグベース」に、シルバーやゴールドに着色した葉や葉脈だけを残した軽やかな葉をアクセントに。



 

How to





生活雑貨であるバナナスタンドとコーヒードリッパーを組み合わせ、花材はシンプルに。ステンレスの光沢やラメのキラキラ輝く異質素材が、冷たい冬の空気感を印象的に表現しています。


 

Finish



写真、文章は日本華道社より提供






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