華道家元池坊
池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町 時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日 まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華 道の家元として、活躍しています。
自由花いけばなレッスンNo.8
作者:古川 幸司 ナチュラルな風合いのキャンドルホルダーを 花器に用いました。 ホルダー部分はラフな仕上がりの天然木素材で、 存在感と重量感があるため、 コチョウランのようにインパクトのある花材を 入れて花器とのバランスを取ります。 また、花留にメリーを用いて、 ガラス容器の透明感を生かしています。
花器・花材
コチョウラン オンシディウム スチールグラス レースフラワー ライムポトス メリー
How to 1
葉の混み具合が密集しているメリーを選び、花器口よりひと回り太い部分を花留用にカット。
How to 2
花材がしっかり留まるように詰め込みます。
Finish
落ち着いた木目のホルダーとガラス容器が組み合わされた花器なので、緑の葉で生命感を出してガラス容器の美しさを 際立たせました。ライムポトスの明るい葉色で鮮やかさを、スチールグラスでリズムを付けています。
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