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華道家元池坊

池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら
れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町
時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日
まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華
道の家元として、活躍しています。





自由花いけばなレッスンNo.11


作者:笹山 安文

    
にっこり笑顔とゆらゆら揺れる手足が楽しい、
ブリキ缶の鉢カバーを花器に用いました。
かわいらしい顔の部分に目線が集まるように、
花は花器口に固めて入れます。
色彩のコントラストが強い花器を二つ並べたので、
淡い色の花材を用いて全体をまとめています。


花器・花材

ダリア スネークアリウム レウココリネ ういきょう レースフラワー ブルースター





How to

通常は鉢カバーとして使われ、底に穴が開いているので、ペットボトルの底部分を落としにしました。
中に吸水性スポンジを入れて花留にします。






Finish

花器のサイズに対して花器口が広いので、細かい花をたくさん入れるよりも、花の大きなダリアを入れてバランスを取ります
ユーモラスな印象の花器に合わせて、くるくるとうねったスネークアリウムで面白みを加えました。



写真、文章は日本華道社より提供






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