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華道家元池坊

池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら
れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町
時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日
まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華
道の家元として、活躍しています。





自由花いけばなレッスンNo.12


作者:佐藤 嘉忠

    
虹色のメモブロックの側面を少しひねると、
形が変形し、色のグラデーションも映えるので、
これを花器にアレンジしました。
メモ用紙に穴を開けて落としを入れる場所を作り、
花をいけます。
花をいけられないようなものでも、いけるスペースを
作ることで、個性的な作品が出来上がります。


花器・花材

ガーベラ シレネ べんけい草 アゲラツム ベゴニア ヒペリクム 縞ふとい





How to 1

型抜きパンチでメモ用紙の1枚1枚に穴を開けていきます。





How to 2

メモ用紙の穴の位置を合わせて重ねていき、元のように立方体にします。穴には試験管型の落としを入れます。





Finish

カラフルなメモブロックを花器として用い、その意外性を楽しんだ作品です。
元気なイメージの赤いガーベラをメインに入れて、それを引き立てるように淡い色合いの小さな花を取り合わせています。
虹色の花器に同調させて、多くの色を用いました。



写真、文章は日本華道社より提供






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