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華道家元池坊

池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら
れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町
時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日
まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華
道の家元として、活躍しています。





自由花いけばなレッスンNo.13


作者:土屋 郁剛

    
金色でメタリックな器を花器として用いました。
高さ20センチメートルほどの小さな器ですが、
細かい花材だけでなく、大きなパフィオペディルムを
1輪用いることで、インパクトのある作品になりました。
持ち手のある器には額縁効果があり、枠の中に見える
小さな花も存在感が増して、生き生きと見えます。


花器・花材

パフィオペディルム ななかまど ビブルナム ヒペリクム せんじゅがんぴ





How to 1

溢れるように入れたビブルナムが実り多き秋をイメージさせます。
後方にななかまどを添えて、前にこぼれるビブルナムと共に立体感を出します。





Finish

シューズボックスの上や本棚など、奥行きのない場所にもインテリアの一部として飾れるよう、小さくいけました。
器のツルツルとした表面は、艶やかなパフィオペディルムの質感とよく合います。器、花材の質感を合わせることで一体感ある作品になります。



写真、文章は日本華道社より提供






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