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華道家元池坊

池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら
れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町
時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日
まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華
道の家元として、活躍しています。





自由花いけばなレッスンNo.16


作者:豊田 光政

    
    
観葉植物用の舟形の陶器鉢を花器に用いました。
このように横長で奥行きがなく、花器口が見えやすい花器は、花留に工夫が必要です。
ここでは加工素材を利用して、見せる花留としました。
花留を兼ねて加工素材の黒い枝を用い、その細かい枝の交差に、まずスキンミアを留めます。
スキンミア自体も他の花材の花留とします。


花器・花材

コチョウラン レースフラワー スキンミア ヒペリクム





How to

加工素材を数本束ね、花器に両面テープで固定し、花留にします。





Finish

花器の右端に花留を固定し、左方向へ動きを付けていけました。
花材はおめでたい紅白を中心にまとめ、水引や獅子舞の小さな飾りを添えてお正月らしさを演出しています。



写真、文章は日本華道社より提供






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