ソラマメ

画像:そら豆栽培暦

ホスプラス カルプラス 鉄力トレプラス
ジョウロ:潅水、霧吹き:散布
  • ★おはぐろを斜め下にむけて播種します。
  • ★根張り向上、着莢向上のためにホスプラスをあたえます。
  • ★着莢向上のために、カルプラスを散布します。
  • ★光合成促進のために、鉄力トレプラスを散布します。
希釈倍数早見表

希釈倍数早見表

希釈倍数早見表

希釈方法例

1000倍希釈

画像:使用方法例

水2Lに計量カップで
2mlを溶かします。

ボタン:閉じる

<ソラマメ 播種(播種日:2021年10月15日)>

ソラマメの播種をおこないました。

品種は『お多福そら豆』と『河内一寸そら豆』です。
どちらも大粒種で美味しいソラマメができると思います。
『お多福そら豆』より『河内一寸そら豆』の方が一回り大きいサイズです。

所謂『お歯黒』という、黒い筋が入った部分を斜め下にして、お尻が土から見えるように差し込むように播種しました。
1週間位で芽が出るそうです。
収穫は来年の5月になりますが、いまから楽しみです。
 

<ソラマメ 播種7日目>

1週間位で発芽すると種の説明に書かれていた通りで安心しました。

2年位前に買った古い種だったので発芽するか少し不安でしたが、案外発芽率も高そうで幸先が良いです。

このまま本葉が2~3枚出るまで育てます。

<ソラマメ 播種11日目>

ソラマメが一気に生長していました。

発芽し始めたので、凄い生長です。

<ソラマメ 播種14日目 定植>

播種15日から20日位で定植が一般的なのですが、最近昼間の気温が案外高く生長がとても早いので、休日を挟まないように播種14日目に定植します。
お多福そら豆も河内一寸そら豆も本葉は2枚位です。

 

株間40cmで1列に向かって手前がお多福そら豆、奥に河内一寸そら豆をそれぞれ20株と21株ずつ、合計41株定植しました。
定植後は水やりを兼ねて、当社亜りん酸液肥「ホスプラス」1,000倍希釈液を1株に約40 mlずつジョウロであたえました。
余り大きく育つ(本葉5枚以上)と耐寒性が落ちて真冬になった時に冷害を受けるそうですが、最近晩秋でも暖かい日が多いので心配です。

 

<ソラマメ 定植4日目>

粘土質で土壌水分管理が難しそうな圃場に定植したので、pFメーターを設置しておりました。

pFメーターの値が土壌が乾燥気味であることを示したので、1株あたり約50 mLずつの水をあげました。
土の見た目は湿っていて、植物もまだ萎れていないので、まだまだ土には十分な水が残っていると考えていたのですが、
粘土質の圃場で団粒構造が未発達なのか、ソラマメが水を吸うには力が沢山いるようです。
株元にある育苗培土は乾いているので、確かに水が必要なようです。

 

<ソラマメ 定植5日目>

昨日、ジョウロで水やりをしたので、pF値がどの位下がっているか楽しみにしていました。
結果は、残念ながら殆ど変化しておりませんでした。
相変わらず、ソラマメが水を吸収するには力がいりますが、萎れている様子はないので、暫く様子を見てみます。
ジョウロで1株あたり50ml程度の水やりでは、殆どpF値に影響を及ぼさないことがわかりました。

 

<ソラマメ 定植13日目>

2~3日前に、合計50mm近くの降水がありました。

そのおかげで、pF値が2.1まで下がって、ソラマメも水を吸いやすい状況となりました。
風が強いのでソラマメがなぎ倒されていますが、まだ草丈が小さいので耐えてもらいます。
これから気温が下がって、生育が6葉期未満で止まってくれて、冬を上手く越してもらいたいです。

<ソラマメ 定植70日目>

暴風と寒波に襲われましたが、昼間は案外暖かい日も多く、かなり生育ステージが進んでいます。
生育が進みすぎたことで、これからさらに気温が下がって冷害や霜害を受けなければ良いのですが。
周りの雑草は霜が降りて黄緑色になっているものもありますが、ソラマメは今のところ耐えてくれています。

<ソラマメ 定植85日目>

『お多福そらまめ』と『河内一寸そらまめ』の2種育てています。どちらも同じように育てていますが、品種の違いが草丈の違いに表れております。昼間は暖かい日もあったので、どちらの品種も花が咲いたようです。花の中央部が黒色で、私は綺麗だと思いますが、この黒点模様が古代ギリシャでは死を連想させ不吉な花とされたようです。特に、古代ギリシャの数学者・哲学者のピタゴラスは自身の弟子たちにも食用を禁じたとされています。

<ソラマメ 定植93日目>

お多福そらまめと河内一寸そらまめのそれぞれ5株ずつについて、整枝と土寄せをおこないました。整枝は花芽の付きが良い枝を6~8本の残すようにおこないました。

そのあと、通路から土を集めて根元に寄せました。土寄せには、ソラマメが風で倒されるのを防ぐ目的があります。そして、通路にパラっと有機元気野菜を25g/㎡追肥しました。整枝や土寄せをした株と、放任で育てた株で収量に差が出るか比較してみます。

花も沢山着いてきました。

<ソラマメ 定植102日目>

前日、徳島県の平野部に11年ぶりに5cm の積雪があり、雪が解けるととソラマメに冷害が現れました。

ソラマメは6葉期未満だと冷害に強いのですが、昨年の11月から年末までの気温が暖かく、育ち過ぎておりました。暖地の栽培歴に従って10月末に定植したのですが、あと1カ月くらい遅らせて11月末定植の方が良かったかもしれません。萎れて可哀そうですが、復活を信じます。

<ソラマメ 定植129日目>

ソラマメの花が満開となりました。2月中旬に凍害を受けましたが順調に回復し、花が満開となりました。圃場全体にソラマメの花の甘い匂いが漂っています。

<ソラマメ 定植144日目>

ソラマメが着莢しました。まだまだ小さく、食べられる大きさになるまであと1ヶ月位かかりそうです。

<ソラマメ 定植155日目>

ソラマメの莢がだんだん大きくなってきています。一説には空に向かって莢が生長するからソラマメらしいです。

<ソラマメ 定植175日目 収穫>

土寄せと整枝をしたものと放任で育てたものは前者の方が1つ1つの莢が大きい(1莢あたりの粒が多い)ですが、全体的なマメの数はあまり変わらないように感じました。
また、『お多福』と『河内一寸』の2品種を育てましたが、『お多福』の方が早く大きくなるのか莢数が多かったです。

<ソラマメ 料理編>

ソラマメを莢から出して、軽く水洗いします。お歯黒の反対側に包丁で切り込みを入れます。この時切り込みが入ってないと温めたときに爆発します。小皿に移して、ラップをかけてレンジで600 w で2分加熱して熱を通します。ラップを外して塩を少々ふりかけて完成です。ホクホクしてとってもおいしいおつまみができました。