キャベツ(春まき)

パラっと有機 元気野菜 カルプラス ホスプラス
ジョウロ:潅水
希釈倍数早見表

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希釈方法例

1000倍希釈

画像:使用方法例

水2Lに計量カップで
2mlを溶かします。

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<キャベツ(春まき) 播種7日目(播種日:2022年2月26日)>

やっとちらほら芽が出てきました。気温がまだ低いので発芽にも日数がかかります。私の住む地域は山間で夜温が低いので、ハウスの中にさらにトンネルを作りその中で育苗を行っています。

<キャベツ(春まき) 播種18日目>

相変わらず気温が低くゆっくりですがすくすくと成長しています。発芽率は100%で、うまくいきました。

<キャベツ(春まき) 播種28日目>

まだ小さいですが、本葉が出てきました。全体的に本葉が4~5枚になるまでこのままセルトレイでの育苗を続けていきます。

<キャベツ(春まき) 播種48日目>

本葉が4~5枚となったのでついに畑に定植です。株間は40cmを目安に二条の千鳥植えで定植しました。ちなみに株間の話ですが、あまりに狭いと小さなキャベツとなってしまうので注意が必要です。キャベツの玉の大きさは今後展開してくる外葉の大きさで決まってきます。株間が狭いと外葉が大きく広がれずに小さいキャベツとなります。逆に株間を広くとると玉が大きくなります。

また、キャベツはイモムシ等が付きやすい作物で、苗が小さいうちに食害されるとその後の生育に大きな影響が出てしまいます。まめな捕殺や薬剤による予防的な防除等の対策が重要です。

<キャベツ(春まき) 定植19日目>

5月に入り気温が上がってきたおかげか、成長のスピードも上がってきました。この時期から雑草の成長も早くなってくるので、まめな草取りが必要となってきます。

<キャベツ(春まき) 定植32日目>

気温が高めに推移し、そこに降雨も加わり一気に成長が進みました。外葉もある程度大きく展開し、中心の葉が立ち始めてきたので追肥を行いました。今後結球期に入りますが、結球に必要な養分は外葉部から主に供給されます。よって追肥により充実した外葉を形成させることが重要となります。

気温が上がり始めるこの頃、葉にぽつぽつと穴が開きはじめます。コナガやハスモンヨトウ、モンシロチョウなどのイモムシです。結球部に入り込まれると中から食害され、悲しい事態となりますので早めの防除を心がけます。

<キャベツ(春まき) 定植53日目>

油断した隙にイモムシに少し食べられましたが、きれいに結球してきました。下の写真は生育不良の株との比較です。明らかに大きさや形が違います。この株は定植の際に活着が悪かったようで、みるみる周りとの差がついていきました。

<キャベツ(春まき) 定植61日目>

ついに収穫です。この週は気温が30℃以上の日照り続きとなり表面が若干焼けてしまいましたが、中はびっしりと葉が詰まったよいキャベツを作ることができました。

<キャベツ(春まき)栽培のポイント>

ポイント①定植

定植時に土壌水分が少ないと活着がとても悪くなり、写真にもあるように生育不良となります。私の場合は全ての作物に共通して、降雨予報の前日を狙って定植しています。

ポイント②イモムシ対策

防除を怠るとすぐに葉が穴だらけになります。綺麗なキャベツを収穫するには、できるだけ早く農薬や捕殺による防除を行うことが重要です。イモムシは日が昇ると葉裏や奥に入り込み視認が困難になります。そのため、捕殺による防除を行う場合は早朝がおすすめです。