シュンギク
- ★元肥入り培土のご使用をお勧め致します。
- ★カルプラス:品質向上・チップバーン抑制
- ★ホスプラス:根張り向上・徒長防止
希釈倍数早見表
希釈方法例
1000倍希釈
水2Lに計量カップで
2mlを溶かします。
<シュンギク 播種(播種日:2021年10月15日)>
シュンギクの種まきを行います。鉢底網をプランターに敷き、元肥入りの園芸培土を詰めていきます。
土を詰めたら指で1 cm程度の深さの溝を作り、1~2 cm間隔で2~3粒ずつ種をまきました。シュンギクはもともと発芽率の低い植物なのだそうで、やや多めに種をまくのがコツだとか。種をまいたあとは浅めに土をかぶせました。シュンギクの種は発芽に光が必要なので、深くまいてしまうと発芽しにくくなるようです。
最後にじょうろで優しく、たっぷり水やりして完成です。
<春菊 播種5日目>
発芽するか心配していた春菊ですが、中葉しゅんぎく・きくまろの両品種ともきれいに生え揃いました。もう少し早い時期にまいてもいいのですが、春菊の発芽適温は15~20℃とされているので、今年の長かった残暑が去るまで種まきを待ったことが功を奏したのかもしれません。また乾燥にも弱いので、こまめに水やりをしたこともきれいに出芽した要因だと思います。
<春菊 播種11日目>
春菊の芽もお日様の光を浴びてすくすく育ち、本葉が出始めました。発芽率が低いということで種を多めにまきましたが、思ったより順調に発芽して混みあってきたので、指でつまんで引き抜き、生長の良い芽生えが2~3 cm間隔になるように間引きしました。
<春菊 播種20日目>
順調に育ち、1枚目の本葉も広がりました。ちょっと早い気もしますが、2回目の間引きをして株間を5~6 cm 程度に空けました。まだ小さな苗ですが、品種ごとに若干形が変わっています。“中葉しゅんぎく”のほうが“きくまろ”より葉の縁のぎざぎざが多くて深いです。
<春菊 播種25日目>
大雨が降った翌日、春菊を見ていると虫に食われた跡を見つけました。犯人(犯虫?)は見つかりませんでしたが、虫好きな後輩曰くヨトウムシらしき虫がついているのを見たということで、当社殺虫剤「トアロー水和剤CT」500倍希釈液を散布しました。トアロー水和剤CTはバクテリアが作るタンパク質が有効成分で、アオムシ・コナガ・ヨトウなどチョウ目害虫に効果があるいっぽう、人体や益虫に対する安全性が高いのが特徴です。野菜類に登録があるので、春菊にも使えます。またフロアブル剤もあります(登録内容は弊社HPをご確認ください)。
<春菊 播種38日目>
春菊がだいぶ大きくなってきたので、雨が降るなか、またまた間引きをしました。
雨風のなか焦って間引きしたもうひとつの理由は病気のおそれです。なんか葉っぱが汚いんです。春菊には炭疽病やべと病が出るそうですが、胞子らしきものが見えないので判別はできず。とりあえず風通しを良くしようと慌てて間引きました。
<春菊 播種66日目>
寒くなってきて生長が鈍りつつあるのと、水をやりすぎていたことが原因かも?ビニール袋をかぶせるなどして保温したほうが良いのかなと、ちょっと迷います。また播種38日目の葉の褐変は、カメムシの食害痕らしいです。
そろそろ元肥が切れてくるころなので、当社「ジャストワン液肥」200倍希釈液を灌注しました。今後週に1回程度のペースで灌注していきます。また寒さに強くなること、品質が向上することを期待して、カルシウム肥料「カルプラス」500倍希釈液を葉面散布しました。カルシウムは蒸散流にのって植物体内を移動するので、寒くなって植物が蒸散しなくなるとカルシウムが不足しがちになるそうです。
<春菊 播種123日目>
大きくなるのを待ってたのですが、なかなか大きくならないので、ついに収穫しました。
お店のものよりはサイズが小さいですが、食べられそうです。
<播種148日目>
収穫後ほったらかしにしていたら、とう立ちして花が咲いてしまいました。同じ品種でも黄色1色の花と、黄色&クリームのツートンの花があり、見た目はなかなか可愛いですが、こうなるともはや食用には適しません。
今回の栽培はなかなかうまくいかなかったですが、冬季の保温をしっかりすれば上手に栽培できるのではないかと思います。