セレタス

画像:セレタス栽培暦

ホスプラス カルプラス
ジョウロ:潅水、霧吹き:散布
  • ★元肥:定植10日前に市販粒状肥料16-16-16を土と混和します。
  • ★追肥:1回につき市販粒状肥料16-16-16を25g、3回施肥します(2回目までを結球開始期までに行います)。
  • ★追肥後1回目は覆土、2回目は土寄せを行います。
  • ★病害虫:軟腐病に注意してください。ヨトウムシ、アオムシ、コナガが発生する可能性が高いので生育初期の殺虫剤(トアローフロアブル等)散布かネットトンネルを設置します。
    (農薬の使用時の分類は‘野菜類‘または‘結球あぶらな科葉菜類‘)
  • ★収穫:播種から85~100日程度で結球したものから収穫します(8分結球程度)。
希釈倍数早見表

希釈倍数早見表

希釈倍数早見表

希釈方法例

1000倍希釈

画像:使用方法例

水2Lに計量カップで
2mlを溶かします。

ボタン:閉じる

<セレタス 播種0日目(播種日:2021年8月24日)>

むさしのタネさんから頂いたセレタスを播種しました。
キャベツと白菜の掛け合わせ品種です。
見た目はほぼ白菜で、甘味が強いそうです。

暖地の播種期は9月上旬ですが、少し早めに播種しました。
種は丸くてコロコロしています。
発芽までドキドキです。

<セレタス 播種7日目>

播種から1週間が経過し、ちらほらと発芽しています。

<セレタス 播種14日目>

本葉も展開し、大きくなってきました。
ここで2週間間隔をあけて、残り半分の種子を播種。
冬のお鍋のために大玉のものを沢山育てたいです。

<セレタス 播種20日目(先発)・播種6日目(後発)>

先に播種したセレタス(写真左側)は本葉が5-6枚展開し、後で播種したセレタス(写真右側)も発芽しました。
発芽率は64%で少し発芽率は低下していましたが、無事に大きく育っているので安心です。
先に播種した方に当社亜りん酸液肥「ホスプラス」500倍希釈希釈を十分量灌注しました。
りん酸、カリウムを補給でき、作物の品質向上が期待できます。
もう少しで定植なので、畑の準備もしていきます。

<セレタス 播種28日目(先発)・播種14日目(後発)>

4日前に元肥として化成肥料を撒きました。
先に播種したセレタスはそろそろ定植したいのですが、最近の雨でなかなか畑が乾いてくれないので耕すことが出来ていません。。
定植できるよう畑が整うまでの間は、一旦ポットに鉢上げし生育させることにしました。
コナジラミが葉裏についているのを確認したので、当社「サフオイル乳剤」500倍希釈希釈液を散布して防除しました。
さらに「ジャストワン液肥」200倍希釈液を潅注。
後に播種したセレタスには「ホスプラス」500倍希釈液を十分量潅注しました。

<セレタス 播種36日目-定植(先発)・播種22日目(後発)>

晴天が続き、土が乾いてくれたのでやっと畑の準備・定植を行いました。
畝立てを行い、雑草防除のためにシルバーマルチを張り、株間をしっかりと空けるために千鳥植えにしました。
後から播種したほうはまだ小さいです。

<セレタス 定植2日目(先発)・播種24日目(後発)>

定植して1週間は畑の水やりをしっかり行います。
セレタスの葉を裏返してみたら、、、ヨコバイっぽい虫とチョウ目系の幼虫がついていました。
他にもこれからぞくぞくとやってきそうなのでこのままではまずい!と思い、
当社殺虫剤「トアロー水和剤CT」と物理防除剤「サフオイル乳剤」を葉の表裏にしっかりと散布しました。
セレタスは新品種なので「野菜類」の登録がある農薬しか使えません。。。
これから害虫たちとの長い戦いが始まりそうです。

<セレタス 定植5日目(先発)・播種27日目(後発)>

農薬散布をして3日が経過しました。
定植した株もだいぶ活着してきたようです。
水やりのタイミングでいつものようにセレタスを観察。

お、ちょっと虫減ってる?と喜んだのですが、、、葉をしっかりかじられていました。
葉裏をみるとコナジラミの卵と、チョウ目系のどっしりした奴がいました。
恐らくハスモンヨトウです。
再度、野菜登録のあるチョウ目狙いの農薬をしっかりと散布しました。

<セレタス 定植8日目(先発)・播種30日目(後発)>

畑をのぞくとかなりの食害痕が。。。
葉の外側からの食害はバッタが犯人でした。
バッタがよく飛んでいるのを見ていましたがまさかこんな刺客がいたなんて。

もうこうなったら防虫ネットを立てよう!と支柱を立てて防虫ネットを張りました。
これで外から大きな害虫は侵入させません。
病気の対策に予防効果のある殺菌剤も散布しました。

<セレタス 定植13日目(先発)・播種35日目(後発)>

最近のセレタスの成長は著しく どんどん新しい葉が展開してきています。ただ小さな食害がいっぱいです。

 

何でだろうと覗き込んでみると キスジノミハムシが大量発生していました。ハムシはもう少し大きなイメージだったのですが 2ミリくらいのがたくさん。私の手で駆除しました。 定植から時間も経過したのでマルチの周りに 化成肥料の追肥を行い、当社 葉面散布肥料「ホスプラス」と「カルプラス」も十分量散布しました。

<セレタス 定植22日目(先発)・播種44日目(後発)>

見違えるほど大きくなり、先発はネットがきつそう。そして先発の株は中心部の結球が開始しています。防虫ネットの効果と段々気温が下がってきたのとで虫による食害がぐんと減ってきました。ハムシはまだしつこくいますが。結球開始までに2回の追肥を行う必要があるので化成肥料の追肥を行いました。今後、高さも出てくるので防虫ネットをいつ外そうかと考え中です。

<セレタス 定植32日目>

段々と寒くなり虫の活動も落ちてきて 、セレタスもネットにつくほど大きくなったので 防虫ネットを外しました。

<セレタス 定植41日目>

全体的に外葉が大きく展開してきて立派な株になってきました。よーく観察してみると 中央部分が結球し始めている株がちらほらとあります。 

<セレタス 定植62日目>

白菜みたいなフォルムで生育したものや、結球が緩くキャベツみたいなものもいれば、結球をせずに葉が広がっているものまで様々な形のセレタスになってきました。 元々セレタスは結球が緩めらしいのですが、例年より暖かい冬になっているので結球がうまく進まないままのが多そうです。結球しなくても十分美味しく食べられるのでこのまま育てていきます。

<セレタス 定植76日目 収穫>

播種から100日前後で収穫が可能なので、結球したものや十分大きいものから収穫を開始しました。結球したものはほぼ見た目が白菜で、結球しなかったものは緑の葉牡丹みたいでした。

結球したものを半分にカットしたら、少し惜しい感じの白菜でした。これからどんどん収穫していきます。

<セレタス 定植84日目 収穫>

年末に差し掛かるので一斉に収穫をしました。コンテナ4つ分くらいです。割合的には結球が3割、半結球が4割、結球しなかったのが3割でした。68割が結球するらしいので、やや結球が緩い感じでした。

<セレタス 料理編>

外の部分から剥いで、まずはミルクスープを作りました。食べて頂いた同僚からは、外葉のほうはキャベツっぽく、結球した内側は白菜っぽいとのことでしたので、収穫期付近で日の光に当たった部分は固くなるのかな~と推察してみたり。これから食べる部分によって色んな食べ方が楽しめそうです。