こんにちは。深町貴子です。
コートが必要な季節となりましたね。
皆様、お元気ですか?
日本各地の高い山々もうっすらと白く雪化粧をし始めましたね。
ここ神奈川もだいぶ寒くなってきましたが、霜は降りていません。
今年は急激に寒くなった日が早かったものの、紅葉前線の南下は遅く、紅葉も今が本番と言った状況です。
連休はお天気も良く、お出かけ日和でしたね。
そんな気候の中、半月前のブログで紹介した、人工授粉のカボチャは見事果実となりました。
よくまあ、この温度の中で成功したなあ….としみじみ感心。
成功したのはたった1個。その後の雌花は皆、咲く前に落ちてしまいました。
果実はゆっくりですが、大きくなってきています。
あ〜霜が降りるのが先か、カボチャの収穫が先か…?
加温機までは持っていないので、ドキドキです。霜に当たれば生育は難しいかと思います。
何とか年内に収穫したいです。写真撮影に使う野菜たちは、適期に育てていない事が多いので、
いつも植物たちに申し訳なく思いながら育てています。
カボチャはビニールハウスの中で守られているので、葉も果実も綺麗ですが、
戸外の野菜たちはこれから大きな動物に狙われやすくなります。
やっと気温が低くなり、害虫の心配が減ってきたのに、厄介な動物と戦わなければなりません。
さて、大きくて厄介な動物とは?
葉が大きく欠けています。食べられているというか、ちぎられているというか…
これは鳥の仕業。
秋が終わり、木々が落葉し始めるころには、木の実もすっかりなくなっています。
つまり鳥たちの餌が少なくなっているのです。
野菜の葉はとても好まれるようで、毎日ベランダに通われ、気がついた時には野菜が芯だけ?
なんてこともよくある話です。
鳥に狙われやすいのはとくにアブラナ科野菜で、この時期の美味しさをよく知っているのでしょうか。
悔しい限りです。
さて、そんなドキドキの我が家と違って、街では優雅なクリスマスソングが流れております。
子供たちはプレゼントで何をお願いしようかと、悩んでいることでしょう。
この時期、私も園芸講座でリースやクリスマスツリーを作ったりしています。
暖かい室内でゆっくりとおしゃべりをしながら、楽しい時間を過ごすことができます。
リースはね、常緑の葉で継ぎ目のない円をつくることで、永遠に続く幸福を意味します。
生のリースを作るなら、ちょうど1か月前の今頃から作り始めると、クリスマスまで長く楽しめます。
リースはクリスマスのものというわけではないので、クリスマスが終わっても、
お飾りを少しシンプルなものにすれば、1年中飾っておくことができますよ。
これは細いワイヤーにシナモンやアニスシード(八角)、松かさなどを結びながら、
クリスマスガーラントをつくっています。
松ぼっくりやどんぐりなど、今の季節ならお散歩しながら見つけることもあると思います。
木の実は一度水に付けて汚れや虫を取り除いて綺麗にし、しっかりと乾燥させてから使いましょう。
松ぼっくりなどの針葉樹系の木の実は、水に付けるとキュッと傘を閉じる様子がかわいいですよね。
乾燥させれば、傘はまた開きます。この動きはなぜあるかと言えば、中にあるタネを守っているからです。
雨の日は濡れないように守り、よく晴れた日に風に乗せて飛ばしたいからです。
親の愛情を感じますね。
実はこの松かさの開閉運動を利用して、水やりのタイミングを調べることができます。
鉢土の上に置いておくと、土が湿っている時は傘が閉じ、乾燥してくると開きます。
乾き具合を確かめることができるのです。ぜひやってみてね。
さて、そろそろ11月も終わり…。
エンドウの種まきも露地栽培なら、そろそろ限界。
タネを蒔かなきゃ…と思いつつ、忙しさを理由にどんどん遅れていってしまう。
あ〜も〜!!って、そんなことありますよね。机の上にずっとエンドウの種袋が置いてあるの。
明日こそは、種まきできるように頑張ろうっと。
ダイコンもそろそろ限界です。12月でも種まきはできますが、
その場合は畑の土の上に不織布でベタがけし、ビニールトンネルが必要になります。
しっかりと防寒対策をすれば、ちゃんと育てることができます。
ただし、春ダイコンのタネでなければだめですよ。
プランターで育てる場合には支柱を立てて、上から透明のゴミ袋をかければ、
ビニールトンネルの代わりになります。
詳しい方法はNHK趣味の園芸「やさいの時間」の12月号に書いてあるから、チェックしてみてください。
もちろん、放送もみてね。
短いブログでしたけれど、今回はこのへんで…チャオ!
深町貴子