華道家元池坊
池坊は、日本最大最古のいけばな流派。およそ1400年前、聖徳太子が建立したと伝えら れる六角堂の池のほとりに住まいする僧侶が、朝夕に仏前へ花を献じていました。室町 時代末その花の精神性が高められ、華道へと昇華。人々の心を捉えました。以降、今日 まで池坊の花は師から弟子へ、そしてそのまた弟子へと伝えられ、いけばなの根源、華 道の家元として、活躍しています。
自由花いけばなレッスンNo.17
作者:豊田 光政 今回は上から見て楽しむ作品です。 花器は、カラフルなハート形の計量カップを用いました。 そこにピンクとグリーンのアンスリウムを散りばめるように配しています。 「面」の花材を多く使って作品全体の調和を図りつつ、スチールグラスを1本入れ、空間に動きと広がりを与えます。 バレンタインデーを前に心が躍る様子をイメージしました。
花器・花材
アンスリウム スプレー菊 ブルースター 花なす 花とうがらし スチールグラス 千日紅
How to
カラフルな器に合わせて、カラーの吸水性スポンジを使い、見せる花留に。
Finish
同じ形の器を複数使う場合は、1枚のプレートの上に載せると作品にまとまりが出ます。 また、上から鑑賞する作品は平面的にならないよう、花材の重なりに注意していけましょう。
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