Dictionary用語集

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  • 「か」からはじまる用語一覧

    カイガラムシ
    害虫の一種で種類が非常に多い。体表が殻やロウ物質で覆われているため薬剤防除の効果が低い場合も少なくない。風通しを保つために剪定を行い、ムシを見つけた時にはすぐに落とすようにする。
    化学肥料(かがくひりょう)
    鉱物などの無機物を原料とした肥料のこと。化学肥料には、「単肥」と呼ばれ無機養分一つのみを保証する肥料と、「複合肥料」と呼ばれれ窒素、りん酸、カリウムのうち二つ以上の成分を保証する肥料がある。
    果菜類(かさいるい)
    果実または種実を食用にする野菜の種類のこと。トマト、きゅうり、ナス、ピーマン、シシトウ、いちごなど。
    活着(かっちゃく)
    移植、挿し木、接ぎ木をした植物が、根付いて枯れずに生長すること。
    過繁茂(かはんも)
    茎葉が過剰に茂りすぎている状態のこと。また、この状態により風通しの悪化や日照不足を起こし病虫害の被害が発生したり果実の着果や肥大などを妨げたりする様子を指す事もある。
    株間(かぶま)
    作物の種や苗を植え付ける際の株と株の間のこと。
    株元(かぶもと)
    野菜の根本の部分や、植物が土に触れている部分のこと。
    完熟堆肥(かんじゅくたいひ)
    わら、落ち葉、野草、家畜の糞などを十分に発酵させた肥料のこと。発酵が不十分な堆肥は未熟堆肥と呼ぶ。未熟堆肥は植物に害が出る恐れがある。
    潅水(かんすい)
    草木や農作物に水与えること。給水と言う事もある。また、潅水の方法には「地表潅水」「点滴潅水」「頭上潅水」などがある。
    寒冷紗(かんれいしゃ)
    綿や化学繊維などで細かい網目状に編まれた布状の被覆資材のひとつ。主に遮光に用いるが、防寒、防風、水分蒸発抑制などの用途でも使用されている。
    拮抗作用(きっこうさよう)
    反対の作用をもつ要因が互いにその効果を打ち消し合うように働いてしまう作用のこと。アンモニア態窒素とカルシウムなど2種類の異なる肥料成分が植物への吸収を妨げ合うこと。
    切花鮮度保持剤・切花保存剤(きりばなせんどほじざい・ほぞんざい)
    切り花を長持ちさせ、つぼみを咲ききらせる効果がある。切り花を長く楽しむために使う。主に糖類や抗菌剤を配合して作られた資材。
    切り戻し(きりもどし)
    伸びた枝や茎を途中まで切り詰めること。切り戻しを行う事により下から元気で新しい茎や枝が伸びてくるため、伸びすぎた植物の姿を仕立て直すことができる。
    コート種子
    自然に溶ける素材で表面をコーティングすることにより、一定の大きさ、形状に被覆造粒した種子のこと。野菜や花などの小粒種子や不整形種子に比べ撒きやすく、発芽時の病気予防のためにコーティング剤に殺菌剤が含まれているものなどもある。
    コンパニオン・プランツ
    育てたい植物の近傍で栽培することによりよい働きをする植物のこと。「共栄作物」「共存作物」などとも呼ばれ、お互いの生長によい影響をもたらすとされている。アブラナ科植物とレタス、トウモロコシとマメ科植物、ユウガオと長ネギ等で効果が確認されている。